• テキストサイズ

バレンタインデーの思い出

第1章 黄色さん




それから私は、

あまり自炊もしていなかったけれど

お菓子作りは得意だったので

何度か練習を重ねた。





「二宮さんのだけちょっと

特別にしちゃう?

いやぁ…見せ合いっこされたら

ふつうにバレちゃう!

あー、もー、どうしよっ!!」




そんな風に考えてる時間も


なんだか楽しかった。




そして、バレンタインデー当日。



なんと嬉しいことに、

嵐さんの番組収録で一日が終わる。


しかも二本録り。



楽屋をノックする。



コンコン…


大野「はーい。」


「失礼します!です!」




仲のいいスタッフさんには

もう配り終えて、あとは

この5人だけ。



大野「入って入ってー!」



「ではお言葉に甘えて…。」



二宮さんのだけ、

フォンダンショコラを

ハート形で焼いた。


バレバレだろうか?



いや、気づかないで終わるオチかも。



/ 103ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp