• テキストサイズ

踊り子【気象系BL】

第1章 Stage…


布の端を唇に咥え、片手で身体を支えながら喉元を仰け反らせると、もう一方の手を反らせた喉元から胸にかけて滑らせた。

瞬間、それまで流れていた優雅なクラシック音楽から一転、激しいビートを奏でるロック調の音楽が鳴り響いた。

そしてそれに合わせるように、俺を照らすスポットライトも、ロックのリズムに合わせて色を変えては点滅を始める。

俺は絡めた足を解き、客席に向かって股を開くと、ホットパンツのジッパーをゆっくり下ろした。

音に紛れるように、どこからかゴクリと息を呑む音が聞こえた。

客が何を期待しているのかは、その欲に濡れた視線で分かる。

ホットパンツの下に隠された膨らみ…ソイツを一目見ようとウズウズしてるんだ。

俺は焦らすようにゆらゆらと立ち上がると、客席に背を向け、ホットパンツのウエストに手をかけた。

リズムに合わせて腰を左右に揺らしながら、ホットパンツを下ろして行く。

ゆっくりゆっくりと…

そして丁度尻の割れ目が見えかけた所でその手を止め、優雅にターンを一つ決めてから、今度は客席に向かった。

ウエストにかけた手を、片手は胸元へ、もう一方は前を開いたホットパンツの中に滑らせ、膨らみを包み込み、先端だけをホットパンツの隙間から覗かせた。

見たかったのはコレだろ、とばかりに…

口紅を塗った唇を、突き出した舌で舐めながら…
/ 426ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp