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【進撃の巨人】愛を込めて花束を(R18)

第17章 ※アイツの約束あの人の秘密






「はははっ!何?緊張しちゃってんの?それとも嫌がられてる?」

「い、いえッ、嫌がってるとかそんな訳ではないです……。」

「堅い!堅いよ美咲ちゃん!もっとリラックスして〜!打ち上げなんだから楽しもうよー!」

「は、ぃ。すみません。」



豪快に笑うマレーネ班長に、私はもう、何も言う気力も残ってなかった。



さすが変人が集う調査兵団……
個性と言えば聞こえはいいが、ノリがとにかく明るい人だ。

年齢的には5歳くらいしか変わらないように見えるけど、何だろう、このテンションの違い。

修羅場を潜り抜けてきた猛者だからなのか?



しかも結局"ちゃん"付けだし。

……まぁ、いいか。もう。



諦めた私がティーカップを手に取った瞬間、お店のドアのベルが、チリン。と、鳴る音がした。



「遅れてすまない。」



そう言って、仏頂面で入ってきたその人は。



「遅いよリヴァイ〜!」

「すみません、始めてました!」

「悪い。仕事が長引いてしまってな。」





憧れの……人。



リヴァイ兵長だった。



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