第13章 〜絆を確かめて〜
先程まで思うように事が進んでいたはずが、主導権が奪われていく………。
15ヒット……23ヒット…30ヒット………。
まぁノックダウン……。
カルマ『さすがに驚いたよ……。まさかまぁちゃんが、こーんなに積極的だったなんてね!』
『やっ…あの…えっと………。』
言葉が出てこない。
カルマ『あっ!忘れてたぁ〜!』
そう言うと、ニヤニヤしながら私の首筋に顔をうずめ…………。
『えっ!あっ…ちょっと…何して……んっ!……あっ…!』
E組(一体何が行われているんだ……………。)
カルマ『これで良しっと!
烏丸先生!まぁちゃんはこれで失格だよね?』
烏丸『……あぁ。そういうことにしておく。』
まぁの首元には真っ赤なキスマークができていた。
カルマ『あとさ、まぁちゃん、そんなカッコでみんなのとこ戻られたら俺、渚君との決闘、集中できないから、これ着てて!』
そう言うと、自分のうわぎを私に渡す。
カルマ『あと…まぁちゃん…。いや、まぁ。
後で話あるから!』
そう言って、カルマは去っていく。