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【暗殺教室】死神と天使

第13章 〜絆を確かめて〜




木の幹に着地するものの、私はバランスを崩す。


ヤバイ…。落ちる…。

だけど、バランス立て直してる間にやられる!


その瞬間、ふわりとまぁの身体が包まれるのと同時に地面に足がつく。


『えっ……。』



『大丈夫?』



『なんで…。』だが、すかさず私は距離をとる。


カルマは、私にナイフを当てずにバランスを崩した私を抱きしめ、地面まで運んでくれた。




『あんなので勝っても、俺ダサいだけじゃぁん?

でも、次は俺から行くよ!』



ナイフが、右…左……。

フェイク……。



次々繰り出される。




避けれるけど、反撃する余裕がない…。


こうなったら………。



私はおもむろにカルマから距離を取ると、岩陰に隠れた。



カルマ『まぁちゃぁ〜ん!隠れたって無駄だよぉ?

そこにいるのは音で分かってる。

大人しく俺のものなっちゃいなよ〜。』






これを使うのはないと思ってた。

だけど、今、この方法しかない………!




カルマはゆっくり岩陰に周り込む。


すると、左足首を抑えたまぁが屈んでいる。


カルマ(さっき木の上でバランスを崩した時に痛めたのか。)



カルマ『まぁちゃん、降参しちゃいなよ?

その足じゃ、もたないよ!ま、俺が降参って言う前にしとめちゃうけどね。』



私は勢いよく、胸元のボタンをちぎり、豊満な谷間をのぞかせながらカルマを見つめる。


さすがに驚いたカルマは、身動きがとれない。


今だ!カルマめがけて、ビッチ先生に仕込まれたディープキスをお見舞いする!





2ヒット…8ヒット…15ヒット……。


カルマは目を見開いて、今にも膝がつきそうだ。


あと少し…いける!


そう確信をもった瞬間………んっ!……ンンッ…!






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