第13章 〜絆を確かめて〜
コロ先生『あとはまぁさんだけですね…。
前世の彼女は関係ない。あなた自身の素直な気持ちでいいんですよ。』
『コロ先生……。』
カルマ『まぁちゃん……、俺からも言うよ。
自分の気持ちに正直でいい!俺もそうするから…。これが終わったら、ちゃんと話もしたいし。』
『カルマ君…分かった。』
私は、ナイフとペイント弾銃を手に取る。
『私は、コロ先生を助けたい!これは自分の正直な気持ち!』
コロ先生もカルマも優しく頷いてくれた。
烏丸『では、俺が審判を務める!失格の判定や、ゾンビ行為などがないかを判断する。
それ以外は、君たちがどこから攻めようが知らないふりをする!
では、各自持ち場につき、準備をしてくれ!』
『では、よーいスタート!』
スタートと同時に、青チームの片岡さんと竹林君がやられた。
私はというと今………。
スタート5分前ーーー。
『コロ先生、足の隙間空けて!』
『にゅやっ!まぁさん…どこに隠れて!』
『シー!静かにして。あと、ピンクにならないでね!』
『分かりました。』
『あと…私の合図で…………。』
現在ーーー。
私を含む青チーム、赤チーム共に接戦だ。
おそらく赤チームは、カルマ君が指揮をとってる。
カルマ君をヤるのは難しい。だけど、指令を出せない状況にするくらいは私にもできる。
その隙を誰か…いや、渚君についてもらえば…。
カルマサイドーーー。
三村を偵察に出したものの、未だにまぁちゃんと渚君の情報だけ何も入ってこない。