第10章 〜憎しみを抱いて〜
烏丸先生の活躍で、花屋の青年は政府に搬送され、私も無事に解放された。
カルマ『まぁちゃん!』
力強くカルマが私を抱きしめる。
『カルマ君…みんな…!』
『まぁ!』
『まぁちゃん、よかった。』
みんな口々に集まってくる。
『まぁさん、よかった…。ご無事で…。』
『コロ先生…。』
私がコロ先生にかけよる。
すると、コロ先生が触手で優しく私を包み込む。
イリーナ先生がこっそり立ち去るのをみんなが引き止めつつもイジリながら、私は、触手を握りしめていた…。
殺意を隠して………。