第9章 〜差し迫る魔の手〜
カルマ『これって…。あの時まぁちゃんが花屋にもらった…。』
磯貝『まぁちゃんは?どこに…』
前原『手紙がある!』
渚『読んでみよう!』
手紙を広げると、どこかへの地図と共に、こう書かれていた。
「彼女を救いたければ、今夜20時、この場所にクラス全員で来て下さい。
さもなくば、天使の翼が赤く染まることでしょう。
死神」
茅野『どういう意味…。天使の翼?死神?』
コロ先生『まぁさん……』
カルマ『とにかく、まぁちゃんの命が優先だ!磯貝、前原、手分けしてクラス全員に集合かけて!』
磯貝&前原『分かった!茅野、女子に一斉連絡してくれるか?』
茅野『分かった!』
今だ棒立ちで固まるコロ先生を渚は見つめる。
渚『コロ先生、前から気になってたんだけど、たまにまぁちゃんの事、じっと見てる時があるよね。
まぁちゃんとの間に何かあったの?』
コロ先生『にゅや…。その話はまた今度お話しします。今は、まぁさんの事だけ考えましょう。』
19月50分ーーー。
クラス全員とコロ先生、烏丸先生が指定された地図の場所までやってくる。
カルマ『まぁちゃんに何かあったら、俺、許さないからね…』
磯貝『入るぞ!』
ドアを開き、全員中に入る。
放送『みんな!よく来たね!嬉しいよ。そのまま動かないでね。』
すると、烏丸先生だけが何かに引っかかり、取り残され、床ごと下に下がっていく…。
ズドン!
そのまま檻に閉じ込められる。
放送『はい!捕獲完了!』