第1章 〜転校生は…〜
E組(すごい…。コロ先生の触手を二度も破壊するなんて………!)
カルマ(この短時間であのコロ先生に警戒されずに攻撃を当てる…ましてや二度も…。面白い子が入ってきた…)
烏丸(何て子だ…。俺でさえ攻撃を当てれないというのに…。類稀な才能…いや、もう少し様子をみるか…。)
『フフッ…アハハハハ…。
ごめんねぇ。コロ先生。ビービー弾握ってるの忘れてたよぉ〜!
あとさ、そんなに飛び退かなくてもよくない?
さっきクラスの子が殺せない先生だからコロ先生って言ってたけどさ…。』
そう言いながら、コロ先生の前まで近づく。
『あっれぇ〜?先生ってもしかして、チョロい人〜?』
E組(さっきとキャラ違うくね…?ってかその言葉どっかで…………。)
カルマ『プッ………アハハハハ!』
E組『アハハハハ!』
まぁ『えっ…?何…!?何で笑ってるの?』
前原『いや、ごめんごめん。まぁちゃんは理解できないよな!』
中村『そのセリフ、先日、全く同じのを言ったヤツがいてさ……。まさかそんな事言うやつがこの世に2人もいたかと思うとおっかしくって…。』
まぁ『どういうこと!』
カルマ『あぁ〜!笑いすぎて腹筋痛くなっちゃったよぉ〜!
あっ、今まぁちゃんが言ったセリフ、停学明けの俺が全く同じ事言ったんだよねぇ〜!』
コロ先生『まったく…。カルマ君と同じ事を言う子が2人もクラスにいるなんて!
先生…手入れのしがいがあります!』
磯貝『ま、そんな感じでこのクラスでは不意打ちあり、協力ありでみんな暗殺を頑張ってる!
だから、まぁちゃんも、俺らと一緒に今日から頑張ろうな!』
『うん…。あと、コロ先生。ほんとにごめんね。
つい、イタズラ心が出てきちゃって。』
『いえいえ。大歓迎です!桃宮さん、改めて宜しくお願いしますね!』
『はいっ!』
そのきらめくような笑顔が遠い昔見た彼女の顔に一瞬重なったような気がしたが、その時はまだ、気がしただけであった。