第8章 自己紹介・・・そしてそれぞれの過去
「じゃあ、俺の説明からだな・・・。
俺の名前は、ドゥンケル・レーツェルだ。
まあ、この体の最初の人格じゃない。
しいて、言うなら俺は他の人格すべての“裏”の人格だ・・・。
そして、俺たちの中の唯一の“男”だ。」
「へぇ、男・・・。男!?」
確かに一人称“俺”だったし・・・、言葉遣いから変だな~。とはおもっていたけど男だなんて・・・!
「そこまで、驚くか・・・。
まぁ、いい。よく驚かれるからな・・・。
続き行くぞ・・・?」
「あ、はい・・・!」
「特徴がねぇーとわかんねぇよな・・・。
俺達・・・全ての人格に“名前”があり、それぞれ“一人称”が違う・・・。そして、人格が変わるたびに瞳の色が変わる・・・。
それくらいかな?俺は見ての通り瞳の色は“黒”だ。
・・・まあ、よろしくな。」
「よろしくお願いします。」
そして、ドゥンケル?の瞳が“黒”から“緑”に変わる・・・。
あれ、緑って確かあの時・・・
「“お久しぶりですわね・・・。エレン・・・。”
先程、あなたの過去をお話ししたローゼ・レーツェルですわ。わたくしの特徴と言えば・・・瞳の色が“緑”なのと、少し医術に精通しているということかしら?まぁ、よろしくお願いしますわ♪」
「・・・よろしくお願いします・・・。」
そして、また瞳の色が“緑”から“水色”に変わる・・・。
「あのっ、トゥレーネ・レーツェルです・・・。
じ、自分の特徴と言えば・・・瞳の色が“水色”で・・・男の子が苦手というか・・・男全般が・・・に、苦手です。
なっ、慣れれば平気ですが・・・、すみません・・・!
暫く避けちゃうと思います・・・。」
「慣れるまで、俺も精一杯出来ることをしますね♪」
また、瞳の色が“水色”から“黄色”に変わる・・・。
「ヤッホー!!エレン!!
ウチの名前は、ヴンシュ・レーツェル!!
ウチの特徴と言えば・・・瞳の色が“黄色”でまぁ、他の人格の中で一番性格が明るいことかな?ヨロシク!!」
「・・・よろしくお願いします・・・。」
そして、瞳の色が“黄色”から“黒”に変わり・・・