第7章 新たな人生・・・?
「そんなこともわかんねぇーのか?そっちの方が都合がいいだろ。
エレンが壁内にいる奴らを思い出して悲しくなることもねぇーし、壁内の奴らに無駄な感情が入らなくてすむだろ?
場合によってはエレンの仲間を殺らなくちゃいけねぇーんだから・・・。
それに、憲兵団送りにされてからの酷い思い出が嫌で多分記憶喪失になったんだろ?だったら、偽の記憶を植え付けた方がこの生活になじみやすいし、エレンには『戦士』になってもらわねーと困るし・・・・・・
アニ、お前もこっちの方が都合がいいだろう?」
「・・・・・・でも・・・そんな感じでエレンを取り入れるのは・・・。」
「・・・。そんなこと言ってると、いつまでも気付いてもらえねぇーぞ?」
「・・・ん・・・?ドゥンケル、何を言ってるんだい?」
白でピンクがかった髪で瞳が赤の男性が‘‘ドゥンケル’’と呼ばれた白でピンクがかった瞳が黒の女性に聞く・・・。
「・・・モントゥ・・・。はぁ・・・。男共は黙ってろ・・・。」
「ん?・・・君も男じゃないか・・・。
あっ、でもドゥンケルは体は「おい・・・。で、どうするんだ・・・?エレンに真実を教えるか、嘘をつくか・・・。」
「「「「・・・・・・。」」」」
今まで、しゃべっていた白でピンクがかった髪で瞳が赤色の‘‘モントゥ’’と呼ばれた男性と、残りの三人も黙る・・・。
「はぁ、そんなんじゃきまんねぇーだろ・・・。
じゃ、手を挙げろ。どっちか、必ず・・・。」