• テキストサイズ

【HQ】サンカク。

第1章 三角形 case1


その夜、他のマネージャーさん達に、考えた事を伝える。

梟谷と音駒の監督の許可を取ってからにしなさい、とは言われたけど、反対はされなかった。

中には音駒の誰かに惚れたか、なんて恋の話に持っていこうとする人もいて。
惚れるも何も、音駒の人とは殆ど会話してないから分からない。
この先にないとは言えないけど今の所はない、と話をした。

じゃあ、誰がタイプ?とかも聞かれたけど、そもそも名前を知っているのは黒尾さんしか居なかったりする。
だからって、あまり良いイメージが無いから、その名前を出すのだけは嫌だ。

無言で居ると、話は他の方に逸れて、女性特有の恋話大会が始まる。

自分は恋愛をした事がないけど、人のそういう話を聞くのは楽しい。

だけど、初めての合宿で疲れていたのか、途中で眠りの世界に落ちてしまった。
/ 304ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp