第6章 ※‐case3‐ending.※
息が荒れて、身体中の力が抜けている。
それをいい事に、スカートの中に突っ込まれた手に、ショーツとストッキングが一緒に下ろされた。
「はい、ご開帳ー。」
ふざけた言葉と共に、両方の膝を掴まれて、開かれる。
スカートが捲れ上がって、明かりの中に下半身が晒された。
目がソコに向いているのが分かって、何とか隠そうと腰をモゾモゾと動かす。
「触って欲しい?」
「ちがっ、やぁ、んっ…。」
わざと勘違いした発言をして、片手が膝から内腿を擽るように滑った。
否定はしても、身体は期待していて逃げられない。
下生えを掻き分けた指が、入り口に触れて粘着質な音を立てた。
「は、あっ、んっ!」
蜜に濡れた指先が蕾を引っ掻き、背中を痺れがかけ上がる。
「こっちでも、イかせてやろっか。」
「や、ぁんっ!ふぁっ!」
執拗に攻められる敏感な蕾。
快感に流されて目眩までしてきた。
「あき、だめぇっ!また、あっ…イっちゃっ!」
「イかせる為に、やってんだよ。」
迫り来る強い快楽の波が怖くて、必死に首を振る。
それでも止めては貰えず、硬い蕾を摘まれて、完全に波に飲み込まれた。