• テキストサイズ

【HQ】サンカク。

第5章 ※三角形 case3※


さっきも思ったけど、やっぱりリエーフの自身は大きくて。
その先端からは、先走りを溢れさせて、艶かしく光を反射させている。

受け入れられるのか不安で、息を飲んだけど。

「コレでイかせてやるからな!」

見せ付けるように、ピコピコとモノが上下する。
凄くいやらしい筈の状況で、冗談みたいな事をやられたものだから、笑いが込み上げて。

「ふっ!もうっ、そういうの止めて!」

抑えきれずに笑ってしまった。

「笑わなくてもいいじゃんか!真剣にエロい事シてんだから!」
「真剣にエロとか言わないで!なんか、もっと笑えてきちゃっ…。ちょっと、タイム!待っ…んぅっ!」

ムキになって言い返してくる言葉さえも面白く感じて、更に笑えてきたんだけど。
それを止めるように、声ごと飲み込むように。

唇が、唇で覆われて、すぐに離れる。

行為としては、ただのキス。
それなのに、いやらしい空気が戻ってくるのは、リエーフの眼が熱を帯びているから。

「これで、待たなくていいよな?」

確認してる、じゃなくて。
確信してる声。

熱い瞳に囚われて、もう待ってとは言えない事を、リエーフは分かっている。

横たわる私の太股を滑るように撫でたリエーフの手が膝に掛かって、ゆっくりと足が開かれた。
/ 304ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp