• テキストサイズ

【イケメン革命】お茶会をご一緒しませんか?〜短編集〜

第10章 酔っ払いアリスちゃんと黒の軍幹部達☆




セス「はぁー。疲れた身体に染み渡るわー」

フェンリル「すっげーな!これ。いくらでも飲めそうだな」

ルカ「…二人とも、気をつけてよ?このお酒、飲みやすいけど酔いやすいって有名なんだから」

飲み始めてから止まることなくどんどん飲み進めるセスとフェンリルを心配そうに見ながら、ルカが窘めるように声をかける。


アリス「あははははは。みんな酔っちゃったらシリウスさんに怒られちゃうかなぁー?」


ルカの隣ではアリスがほんのり赤く染まった顔で豪快に笑っている。


ルカ「………アリスは酔いすぎ。それくらいにしとかないと明日辛いよ」


はい、と水の入ったグラスを渡す。


アリス「ありがとー、ルカ」


にっこりと微笑むアリスに釣られてルカも笑顔になる。
ルカはアリスに合うおつまみを用意しようとキッチンに向かった。
すると入れ替わりのようにセスがニコニコしながらやってきた。


セス「アリスちゃーん。アタシいい物持ってるんだけどぉ」


そう言ってセスが持ってきたのはフワフワした黒猫の耳がついたカチューシャだった。


アリス「あ、かわいー。つけていーい?」


アリスはパッと目を輝かせながらネコ耳を受け取ると、ウキウキしながら頭に取り付けた。


アリス「似合ってるかにゃー?」

セス、フェンリル「「似合うー!!」」

フェンリル「やっべー、ネコ耳アリス最高じゃん」

セス「やだっ!破壊的な可愛さよ!アリスちゃん!!」


3人で盛り上がっていると、ふいに廊下へと繋がる扉が開かれた。

/ 88ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp