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【イケメン革命】お茶会をご一緒しませんか?〜短編集〜

第10章 酔っ払いアリスちゃんと黒の軍幹部達☆



瞬く間に進んでいく話をアリスは慌てて止める。


アリス「あのね!
私、すごく悪酔いするらしくって、みんなに迷惑かけちゃうかも……」


勢いよく話し出したはずなのに、みんなに嫌がられたらどうしようという不安でだんだんと声が小さくなって、消える。


フェンリル「なーに心配してんだよ。悪酔い上等じゃん。んなの気にしてたら美味い酒も不味くなるっつーの」

セス「そおよぉ。私達の前でアリスちゃんはそんな心配する必要ひとっっつもないんだから!
むしろもっと迷惑かけちゃってくれたらいーのよ?!」


二人の明るい声を聞いて顔を上げると、優しく微笑みながら頷いているルカが目に入った。


アリス(みんな…優しい……)


アリス「ありがとう。じゃあお言葉に甘えちゃおっかな」


家族のような暖かさを感じて、少し目の奥を熱くさせながらアリスは笑顔で答えた。


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