【イケメン革命】お茶会をご一緒しませんか?〜短編集〜
第10章 酔っ払いアリスちゃんと黒の軍幹部達☆
アリス「あれ?みんなで集まって何してるの??」
時刻は夕方。
黒の兵舎ではそろそろ夕食の準備を始める時刻だった。
準備をするルカを手伝うためアリスがキッチンへ入ると、フェンリル、ルカ、セスが何やら楽しそうに話し込んでいる姿が目に入った。
セス「あらっ、アリスちゃん!ちょうど良かったわー♪」
アリス「???ちょうど良かったって…なんですか?」
首を傾げながら早足で近づくと、3人の目の前には1本の瓶が置かれていた。
フェンリル「ふっふーん♪これはなー、『クレイドルの涙』っていうスッゲー貴重な酒なんだぜ!」
アリス「え!?クレイドルの涙!?!?」
ルカ「アリス知ってるの?」
アリス「あ…えーっと、まあ……」
フェンリル「知ってんのなら話は早いな!早速今晩みんなで飲んでみねぇ?
こんな貴重な酒飲めるのなんか滅多にねーぞ?」
セス「きゃー!飲む飲むー♪今夜はパーティーよー!」
ルカ「あ、でも今夜はレイとシリウス遅くなるって言ってたけどいいの?」
セス「ボスは知らないけどシリウスはどーせ飲めないんだからいらないわよ。
さー野郎共、とっととパーティーの準備を……」
アリス「ちょ、ちょっと待ってっっ!」