【イケメン革命】お茶会をご一緒しませんか?〜短編集〜
第8章 うさみみっ娘の扱い方①〜ルカの場合〜【R18】
(アリスside)
「ん、……はあっ…あ………」
息つく間もない程に何度も唇を重ねる。
苦しい………でも、やめてほしくない。
もっとルカを感じたくて自分から舌を伸ばす。
ちょんっとルカの舌に触れると絡みついて引き込まれる。
甘い……
ルカのキスってなんでこんなに甘くて…………
「気持ち……いい…………」
キスの合間に思いが溢れる。
ルカはゆっくり顔を離すと、頰を上気させて何かに耐えるように眉を寄せて私を見つめてくる。
「あの、アリス……。なんで今日はそんなにかわ…っ、えっと、積極的なの?それもキャンディーのせい?」
「え……んー…よくわからない……」
確かにいつもの私とは違う気はするけれど……今は、そんな事どうでもいい。
「ね、ルカ…もっと、キスして……」
ルカの頰に手を添えて軽く引き寄せるようにすると、ルカは一瞬目を見開いたけれど次の瞬間にはもう私の唇に噛み付くようにキスを落としていた。
ルカの舌と舌を触れ合わせる度に身体の奥が疼く。
ルカが愛おしくてたまらない…
もっと、触れて欲しい…
そんな思いが溢れそうになっていると、ルカの手が優しく私の身体をなぞり始めた。
耳、首、鎖骨…
徐々に降りてきた手は胸までくると、服越しにやわやわと感触を楽しむように動く。
「あ……ルカ…っ…」
もどかしい…
思わずルカに訴えるように、じっと見つめてしまう。
「ん、わかってる…」
ルカは薄っすら笑みを浮かべて額に軽くキスをする。
それから手早く私のシャツのボタンを外しブラのホックも外すと、胸もとへ顔を埋めて舌を這わせていく。
ルカの指先がもう既に固く主張している先端をきゅっと摘むと、足先から頭までゾクリとした感覚が走った。
「あ!…ああっ……ん…っ」
「もう固くなってる……そんなにキス、気持ちよかったんだ」
胸の先端に顔を近づけながら、ルカが頰を染めて嬉しそうに呟く。
「やぁっ……そこで喋らないでぇっ」
「うん。じゃあ、こうする」
そう言うと、ルカはパクリと先端を口に含むと舌でころころ転がしたり、時々軽く噛んだりした。
「ああっ……!」
熱い……ルカの口の中が、熱くて……蕩けそう。
気持ちよくなる程に中心が疼いて仕方ない。
早く、早く触って欲しくてたまらない。
身を捩りながらはしたなく足を擦り合わせてしまう。