【イケメン革命】お茶会をご一緒しませんか?〜短編集〜
第7章 酔っ払いアリスちゃんと赤の軍幹部達☆
アリス「あ、ヨナ。ランスロット様はまだお仕事なの?」
ヨナ「あの御方は俺よりも更に多忙だからね。まだ会談が残っていてこちらには戻られてないよ」
アリス「そっ…かぁ……。いつも忙しそうだもんね」
明らかにガッカリと肩を落としながらもアリスは誤魔化すように笑顔を作る。
その様子をじっと見ていたカイルは、ポリポリと頭を掻きながらぼそっと呟いた。
カイル「…ったく。しょーがねーからランスロットの分とっといてやるか。あとで拗ねられたらめんどくせーしな」
アリス「うん!ありがとうカイル!」
アリスはパッと顔を輝かせ、眩しい程の笑顔を浮かべた。