第7章 ルキア救出!いざ尸魂界へ!!
「おぎゃあああぁぁぁーーー!!」
という叫び声を聞いて、私は飛び起きた。
「へ?へ?へ?どうしたの!?何かあった!?」
麩を勢い良く開ける。
「桜花!?」
そこには布団に寝ている一護がいた。何故か鉄斎も一緒に入っていた。
「一護・・・・」
「ちっ、違うからな!!これはこのおっさんが勝手に入ってただけで・・・・俺はそっちの方じゃないからな!!」
わたわたと鉄斎を自分の上からどかそうとする一護。
「・・・一護も怪我してる」
一護は上半身全体に包帯が巻かれていた。
「ホラホラダメでしょ、黒崎さん。傷なんてまだまだ塞がっちゃいないんだ。あんまり動くと死にますよン♡」
「ゲタ帽子!」
「喜助!」
一護と声が合わさった。
「「知り合い?」」
また重なった。
「おっ、俺は虚退治のときに色々と世話になったんだ。桜花は?」
「えっと・・・居候させてもらってる」
「は!?お前、ゲタ帽子のうちでお世話になってたのかよ!!・・・・・ってことは、そうか。ここあんたん家か」
「ご名答♡」
喜助が持っていた扇子をパチンと鳴らした。