第6章 再会
☆☆~一護side~☆☆
ったく、こいつのせいで俺がせっかく作っていたキャラが台無しじゃねぇかよ!!あーー!!俺の無敗記録がーー!!
「何をぶつぶつ言っておる。さっさとこい!」
悪びれもなくルキアが言う。マジでムカつくわ!!
「ってか、俺の体はどこなんだよ!!あれか?救急車で運ばれて今頃病院か!?ふざけんなよ!!」
「はっ!!それくらい把握しておらんと思ったか?お主の体は今保健室というところにおる。そこにおった者共が話しておったぞ?」
うおっ!!その顔腹立つ!!
「じゃあ、さっさと戻るぞ!!・・・・・ったく、せっかく桜花と同じクラスになったのによ・・・・」
俺の言葉にルキアの顔がたちまち豹変した。
「・・・・・お主、桜花のことを知っておるのか?」
「んー、そうだなー。一昨日、妹の1人がお世話になったんだよ。そんとき少し喋ったかな。」
俺がそう答えると、
「・・・・・・・・・・そうか。」
あいつは暗い顔をする。
「・・・・・桜花と何かあった・・・」
俺が保健室の窓に足をかけてそういいかけた、その時
ガラッ!!
「一護!!」
慌てて入ってきた桜花と目が合った。
やべぇよ!!俺コスプレ野郎とか思われてねぇだろうな!!
「どうした?人でもいたのか?私はともかくお主は普通の人間には見えぬのだぞ?(小声)」
とルキア。
・・・・あ、そういえば俺見えねぇんだっけ。だったら、さっさと身体に戻らねぇと・・・・心配かけちまう!!
「・・・・・・一護?あれ?一護って死神なの?」
桜花がきょとんとした顔で聞いてきた。
・・・・・・・・は?