第6章 再会
「・・・・おっ・・・・・桜花・・・?」
隣の死神が呟く。こいつ桜花と知り合いか?
「うおぉぉぉーーー!?やべぇ、美女二人目きたぁぁぁぁ!!」
「ハーフだぜ?ハーフ!!ベッ○ーベッ○ー!!」
「俺、このクラスでよかったぁぁぁーー!!」
「うちのクラスに三大美女がそろったぁぁーー!」
・・・・・・・うるせぇ
「ほれ、秋月。お前はそこの席な。」
先生が耳を押さえながら俺の斜め前の席を指さして言った。
「はっ、はい!!」
顔がガチガチで引き攣っている桜花。
「・・・・・・桜花?・・・・・馬鹿な・・・」
隣の死神は、まだ険しい顔をしていた。