第2章 私の幸せ
「こら、お前はさがってろ!!ってか、大人しくしとけ!餡蜜なしだぞ!」
あんみつなし!それは、嫌!
私は渋々と後ろに下がる。
「オホン!で、オメーを十三番隊に歓迎する!ウチは隊長が体調が体弱くてな!殆ど俺が仕切ってんだ!だから俺のこと時々間違えて『海燕隊長』って呼んでもいいぜ!」
「・・・・・はあ・・・・考えておきます」
「海燕が隊長とか無理だよ!ルキア、馬鹿な人のいうことを聞いちゃダメだよ!」
「馬鹿って何だ!!もうお前、あんみつなしな!!・・・・・あー!分かった分かったから、そんな顔すんなって!ほら、白玉後二個追加していいから!!な?」
「ぷっ!」
ふと、ルキアをみると手に口を当てて笑っていた。可愛い!
「ルキア、ようこそ十三番隊へ。歓迎するよ!」
戸惑いの表情を見せながらも、やっと笑顔を見せてくれたルキアに、私は満面の笑みを浮かべた。