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小さな死神

第3章 幸せが崩壊した時


朽木の稽古が終わって、宿舎に戻っていると、

「海燕っ!!」

と俺を呼ぶ声。

おっ?浮竹隊長!!

「隊長?調子悪いんじゃないんスか?寝てなくて・・・・」

「先日任務で行かせた彼女の班が・・・・全滅したと連絡が入った。・・・・彼女の遺体だけ戻ってきてる・・・・」

「・・・・・・は?」

・・・・・・・あいつの・・・・遺体?

最後に交わした会話が頭をよぎる。


「じゃあ、いってくるわね。桜花ちゃんにもよろしく言っといて。」

笑いながら、あいつはそう言っていた。

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