第3章 幸せが崩壊した時
「ふにー!!おいしーよー!!」
「くすくす。遠慮せずになんでも好きなの頼んでいいからね。」
藍染隊長について行ってどうなるんだろうと思ったけど、すっごくいい人ーー!!そして、あんみつパフェおいしーよぉー!!
「ほんとに美味しそうに食べるね。好きなんだ。」
「うん!!甘いのだぁーいすきなの!!藍染隊長は頼まないの?」
「僕は甘いものはちょっとね。それに、藍染隊長はなんか堅苦しいね。君が呼びたいようによんで欲しいな。」
「分かった!惣右介!!ふにー、白玉ー!!」
惣右介いい人!!海燕でも何でもいいよとか言わないよー!!
「あっ、アイス見っけ!!」
これも美味しそーだなー!
「くすくす。すみません、これもよろしくお願いします。」
惣右介が、店員に話しかけた。店員は、藍染に頬を紅めて、急ぎ足で行ってしまった。
「桜花くん。君に聞きたいことがあるんだが・・・・。」
惣右介が急に真面目な顔をして私に問いかけた。
・・・・・・ん?なんだろう。
「君は、平子真子という人を知っているかい?」
・・・・・ひらこ?
私が知らないと首を振ると、惣右介は
「・・・・・・そうか。・・・・・・やはり。」
そう私に聞こえないように呟いた。