第3章 幸せが崩壊した時
☆☆~桜花side~☆☆
「桜花ちゃーん。おはよう、朝ですよー」
「むー、起きる。起きるー」
「起きるって言っといて、なんで寝てんだよ!!」
ゴツンっと大きな音がした。
「痛ーーい!!でーぶいだぁーー!!」
「DVな。ほれ、早く飯食っちまえ。その後、今日の分の書類終わらせておけよ。」
いつの間にか寝てしまったみたい。このまま海燕の家でお泊りしちゃった。
「うん!!終わらせるー!!」
おいしいご飯を食べて、海燕の奥さんに手を振る。昨日はなんか元気なかったけど、今日は笑顔だ!!よかった。