第2章 私の幸せ
「・・・・・つまり、いきなり桜花さんが大きくなった・・・と?」
ここは、四番隊の宿舎。俺は今、怪我の手当をしてもらっている。そして、四番隊隊長、卯ノ花隊長に話を伺っている。
「はい。そして、そのまま倒れてしまって。あの、桜花は、大丈夫ですか?」
「ええ。身体のほうは問題ありません。怪我も一つもありませんし。すぐ目を覚ますでしょう。」
「そうですか。」
俺は、ほっとした。
「しかし、驚きですね。急な成長でしょうか。」
真面目な顔して言う卯ノ花隊長。
・・・・・この人も冗談とかいうんだな。
「うっ、卯ノ花隊長!!桜花ちゃんが・・・・!」
「・・・・・どうかしたのですか?勇音」
!!!何かあったのか!!桜花!!
俺は急いで桜花の病室へ向かった。