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小さな死神

第12章 連れ攫われた青い花


「だ、誰だ!!!!!!!!」

オレハオマエダ。

「どういうことだ。お前は誰だ!」

ナマエナドワレワレニハフヨウナドダガナ。オレハアーロニーロ。オマエハオレニクワレタンダヨ。

「く、喰われた?」

オマエヲクッタホロウガイタダロウ?
ソイツノノウリョクヲアイゼンサマガショモウシタ。ダカラオレニクウヨウニメイジタンダヨ。

「……………愛染隊長に命じられた?なぜあの人が虚に!?あの人は御廷十三番隊の隊長だぞ!?」

ソンナノカンタンナコトダロウ?アノヒトガテキダッテコトダヨ。

「なっ!?」

アノヒトハホウギョクノチカラヲツカッテサラニナカマヲフヤソウトシテイル。ソウナッタラモウオワリダ。シニガミタチニカチメハナイ。

「………………東仙隊長や市丸隊長もか?」

アア。

「そのことは……尸魂界のやつらには?」

マダシラレテハイナイ。ガ、ケイカクガジュンチョウナヨウダカラ、モウショウタイヲアラワスダロウナ。

「………………さっき愛染隊長が俺を桜花を呼び寄せる駒だと言っていたが………」

アキツキオウカハワレワレノケイカクニヒツヨウナテゴマノヒトリダ。オマエノナカデアキツキオウカノソンザイガオオキイノトオナジヨウニケイカクノナカデモオオキイソンザイナノダ。

「桜花になにかするのか!?」

アキツキオウカハホントウノナマエデハナイ。アオイソラ。ソレガホントウノナダヨ。オマエモカンヅイテイタダロウ?

「………蒼井空ってあの有名な………やはり……だが、あいつがそう簡単に協力するとは思えんな」

アイゼンサマガイウニハ、カナラズワレラノナカマニナルト。

「……………」

オマエハ、タダワタシノナカデオトナシクソノトキヲマテバイイ。アキツキオウカガクルマデ。ソレガスギレバオマエハケサレルノダカラ。
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