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小さな死神
第12章 連れ攫われた青い花
真子をまけたことにほっとする。真子ずっとついてくるんだもん。
私は久しぶりの外の空気に深呼吸する。やっぱり少し肌寒い。もうこんな季節になったんだなーと思う。少し外に出ないだけで、外の景色は変わるもんだな。
「桜花さん!!」
おっ!きたきた。真子には喜助のところに行くって嘘ついたけど、でもあながち人に会うっていうのは嘘じゃないんだよなー。
「す、すみません!!待たせてしまったのでしょうか?」
十二番隊の三人の死神と私は待ち合わせしてたのだ。
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