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小さな死神

第11章 遅い気づきと奇襲


☆☆~桜花side~☆☆

「ごめんね乱菊。ありがとう。」

「いいのよ。私の胸だったらいつでも貸してあげるわよ。」

乱菊が微笑みながら言う。

「ただいまー。桜花ちゃん、乱菊さん、アイス買ってきたよー。」

「アイス!!!!」

真っ先に乱菊と織姫に突っ込んでいく。

「わっ!!あはは。桜花ちゃんいつもの桜花ちゃんに戻ったね」
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