第11章 遅い気づきと奇襲
その夜、俺はモヤモヤしながらベットで横になっていた。
「なーに帰ってきてからずっとそんな顔してんだよ!!あれか?あれなのか!?一護もとうとう大人の階段をブエシッ!!」
「うるせぇ!!ちげぇよ!!」
「なんだなんだー?俺様が相談にのってやってもいぞーーというかのらせろーー!!」
「別になんでもねぇよ!!」
「あーーいいなーー!!一護は青春してぇぇーー!!俺も可愛い女の子といちゃいちゃしたぁぁぁぁいーーー!!あぁ、あの頃は良かった。なにをしても、悪くなるのはおめぇだったからなー。」
「お、おい。まじでしてねぇだろうな。セクハラ行為」
ホロウホロウホロウホロウホロウ
「おっ!!出動じゃねぇか!!行ってらっしゃーーい!」
やけに意気揚々とした様子のコンに不安を覚えながら、俺は窓から飛び出した。