• テキストサイズ

小さな死神

第9章 久々の尸魂界で


乱菊を宿舎まで送り、花太郎とは別れた。

「あー。疲れた。桜花はこのあとどうすんだ?」

「んー。とりあえず病院かなー。剣ちゃんとまだ決着ついてないし。」

「げっ!!お前、更木隊長とやり合うなんて自殺行為だぞ!?ってか、あれは更木隊長とかじゃなくて、事故だったんだからな。」

「へ!?そうなの!でも、剣ちゃんはやるきだから、どっちにしてもやらなくちゃいけないけどね。」


「おっ、お前さ。その・・・・更木隊長と・・・そういう関係なわけ?」

「?そういう関係?」

「だから・・・・・こっ、恋人同士ってこと!!」

「恋人?違うよ。私と剣ちゃん歳がいくつ離れてると思うの」

あはははっと笑う。

「そ、そうだよな。じゃっ、じゃあ、誰か付き合ってる奴とかは?」

「いないよー。 」

「じゃっ、じゃあ・・・・・!!」

「ぶー!!さっきからわたしばっかり質問に答えてる!!今度は私の番!!じゃあ、修兵は?付き合ってる人とかいるの?」

「・・・・・つ、付き合ってる人とかはいないけど・・・・・気になってる人は・・・・」

「へー!!きっかけは!きっかけ!」

「そ、そいつが・・・・ある任務の時助けてくれて・・・・それで・・・・・今度は俺が守りたいなって」

「ほー!!」

「だから・・・・・俺告白しようと思う」

「おー!!あー・・・・・でもちょっと覚悟しなきゃダメかもね」

「なっ!!す、好きな人でもいるのか!?」

「うーん。まぁ、頑張って!!なかなか一筋縄じゃいかないから!!乱菊は!!」

「・・・・・へ?・・・・・あっ!!ちっ、ちがっ!!」

「おー!!檜佐木さんに桜花じゃないっすかー。どうしたんです?二人も誰かのお見舞いっすか?」

と、向こうから恋次が何か袋を抱えてやってきた。

「あっ!!恋次!!」



/ 258ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp