第2章 私の幸せ
「おーうーかぁーー!!お前、俺に何も言わずどっか行くとはいい度胸じゃねぇかぁー!!」
・・・・海燕だった。
「えっ?なんでここに?」
「日番谷隊長から聞いたんだよ!お前、この間一人でどっか行って、迷子になったの忘れたのかぁ!!」
・・・・やばい。めっちゃ怒ってる
「だ・・・・だって!!」
「おい!なんだオメーは?」
と剣ちゃん。
「・・・・・・・十三番隊副隊長、志波海燕です。うちの隊員が失礼をしたようで、引き取りに来ました。」
「あ?こいつは今から昼飯を一緒に食うところなんだよ。」
「いいえ、そうするわけにはいきません。ほれ、帰るぞ、桜花。」
「今日の分の仕事ちゃんとしたもん!!」
私は大声で言い返した。
「ん?珍しいね。十三番隊副隊長さんが十一番隊にいるなんて。」
と、穏やかな声が聞こえた。その人は黒い眼鏡をかけて、にこやかに微笑んでいた。
「あれ?藍染隊長じゃないですか。」
藍染隊長?