第2章 私の幸せ
☆☆~桜花side~☆☆
「あーー!!楽しかったぁー!」
一角が持ってきてくれたタオルで汗をふく。
「おう、桜花。昼飯食っていけよ。弁当が余分にあんだよ。」
と剣ちゃん。
「もちろん食べるにきまってるじゃん!剣ちゃんが桜花がいつ来てもいいように、いつも弁当を1つ余計に頼んでるんだから!!」
「馬鹿お前っ!!」
「えへへ~、桜花もこっちおいでー」
あぐらをかいて座っている剣ちゃんの膝の上で、やちるが手招きする。
「行く行くー」
私はやちるの隣に座るこむ。ここがやちると私の定位置なのだ!!
「あー、隊長ー!お客さんでーす!」
さっきまでどこかに行っちゃってた一角が誰かと一緒に戻ってきた。
・・・・あれ?どこかで見覚えがあるような?