第7章 ルキア救出!いざ尸魂界へ!!
「・・・・なっ、何のことでしょう?私はただの旅禍ですけど?」
「君の霊圧はだだ漏れなんだよ。今日の昼もいたよね?ギンに助けられてたね。」
・・・ばっ、バレてる・・・・
「・・・・昔から惣右介に奇襲をかけても、すぐバレてたもんなー。なるほどね、私が分かり易かっただけだったのね。」
「ほう。記憶がもどったのか。」
「惣右介のおかげでねー。私、死にそうだったんだけど。あんな斬ることはなかったじゃん!!」
「ちゃんと死なないようには斬った。それに、ちゃんと浦原喜助の家の近くに連れていったから、大丈夫だとは分かってたさ。」
表情を変えずに言う惣右介。
「・・・・・惣右介 ・・・・惣右介は一体何をするつもりなの?虚を改造したり、中央六十六室を全滅させようとしたり・・・ルキアを処刑させようとしたり・・・・。」
「ほう。気づいていたのか。さすがだな。まぁ、ここじゃ冷える。中へどうぞ。」
「・・・・・・・」
「・・・・ああ。雛森くんを気にしているのか?気にしなくていい。彼女とはただ話していただけだ。それに彼女は既に眠らせてある。」
そして、自分の宿舎に戻っていく惣右介。私は警戒をしながら、その後ろから入って行った。