第7章 ルキア救出!いざ尸魂界へ!!
惣右介は、自分の宿舎に居た。
「惣右介みっーけ」
私はひとりニマニマ笑いながら、しばらく様子を伺ってた。すると、惣右介の宿舎を誰か訪ねてきた。
「どうした。何かあったのかい?雛森くん」
惣右介が、声をかけた。
「す、すみません!夜更けに!あの・・・・少しだけお話をさせていただけませんか?・・・・ね、寝ません!!隊長の前で粗相のないようにします!!だから・・・・」
惣右介は桃の肩に、ふわっと自分の上着を着せた。そして、
「僕が無礼を理由に追い返すと思うのかい?日頃の僕は冷たく見えるのかな?入りなさい。落ち着くまでここにいるといい。」
と優しく微笑んだ。
「───────・・・・。」
「───────・・・・。」
「───────・・・・。」
しばらく、声は聞こえた。そして、桃が惣右介の宿舎に入ってしばらくして、宿舎の麩がガラリと開いた。
「ふう。さて・・・・そろそろ行くか。」
!!!動き出した!!
私は気づかれないように、そっと動きだす準備をした。そして、惣右介を追いかけようと惣右介に目を戻したとき・・・
「・・・・・あれ?」
そこには惣右介の姿はなかった。私が慌てて、惣右介を探していると、
「やはり君だったのか。空。」
後ろから探していた惣右介の声が聞こえた。