第7章 ルキア救出!いざ尸魂界へ!!
外に出ると声が聞こえた。空鶴さんだ。
「・・・・・出てきな。いるんだろ。桜花」
しばらく様子を伺っていたら、空鶴さんが私を呼んだ。
「・・・・・・私のこと・・・」
「ああ、知ってるさ。あの兄貴が気に入ってた子だからな。・・・・・帰ってくる度にあんたの話ばっかりだったぜ。」
「そうですか。」
「兄貴はあんたのこと、好きだったぜ。まぁ、本人が気づいてたかどうかは分かんねぇが。」
「・・・・・あの・・・・」
笑う空鶴さんに私は思い切って話しかけた。
「分かってるさ、あんたの言いたいことは。・・・だが、それは本人に言おうと思ってるんだ。」
「そうですか。」
ほっとする私。
「気持ちに整理がついたら、きっと自分から来ると思います。」
「ああ。待ってるよ。」
そして、私達は海燕について語り合い、飲み明かした。