第7章 ルキア救出!いざ尸魂界へ!!
「・・・す・・・すごーーーい!!あのお店の地下にこんなでっかい空間があるなんて!かっこいい!秘密基地みたい!!」
織姫が興奮した声で言う。
「・・・・す・・・素晴らしいリアクション・・・!このテッサイいたく感激致しました・・・!」
「えへへーー♪どうもどうも!」
鉄斎さんと初対面(だよね?)なのに、すっかり馴染んでしまう織姫。
「ハイハーイ皆サーン!こっちにちゅうもーーーく♡いきますよーーーー♡」
喜助さんがそう言うと、何もない空間から柱が4本出てきて、独りでに組み立てられた。
「これが尸魂界へ続く門ッス」
そして門の説明が終わると、
「───ということっス。皆さん準備をして下さーい。」
そして、皆それぞれ言葉を交わしたり、一護に関しては、コンが一護の身体に入ったりといろいろしている。そんななか、私は喜助に声をかける。
「どうかしましたか。桜花さん。」
私に背を向けたまま喜助は喋り出す。
「喜助は、やっぱり何百年たっても喜助だよね。」
「・・・・・・当たり前でしょ。そう簡単には人は変わりませんよ。・・・・・空さん」
「んー、私はもう空じゃなくて桜花だよ。」
「・・・・・・・空さんに戻る気はないんスか?」
「うん!!でも、どっちも私だから別に変わらないでしょ?」
「・・・・・・・記憶がもどったってことはアタシの嘘もバレたってコトですね。」
「ほんとそういうところ、相変わらずー。」
「少しはユーモアがあった方が楽しいでしょ?」
「あはは。まぁねー。って、あっ!!門が動き出した。」
「そうっスねぇー・・・・皆さん!!こっちに注目して下さいっす!用意はいいっすか?行きますよ!!」
「おう!!」
「喜助、鉄斎、雨、ジン太!行ってきまーす!!」
そして門は開き、尸魂界への道が開いた。