第7章 ルキア救出!いざ尸魂界へ!!
そして、3時間後。
「桜花さーん。どうですか?」
「あっ!!喜助」
喜助がゆっくりと部屋に入ってきた。
「んー、微妙かな」
「そうですか。では、また明日ですね。」
「もう?私まだ頑張れるよ!」
「無理は禁物ですよ。ここは、精神の神経をかなり使いますからね」
「んー、わかった。一護の方はどう?」
と喜助に聞いてみる。
「なんともいえませんね。彼次第です。」
曖昧な返事だった。
「ねぇ、喜助。」
「何ですか?」
「わざわざ記憶まで消して、私は何をしなきゃと思ったんだろ」
「・・・・・・・仇をうつためだと聞いています。」
「仇?」
「ええ。貴方はある方々の仇をうつために再び尸魂界に潜入しました。」
「ふーん。仇かー。実感ないけどなー。相手は?」
「・・・・・・・藍染惣右介」
喜助が静かに呟くように言った。
「・・・・・・・・・惣右介?」
「やはり、藍染惣右介と接触があったんですね。」
「うん!!あんみつとかアイスとか奢ってもらっちゃった!!」
「・・・・・・貴方は、相変わらず甘いもの好きですね。」
「うん!!」
「・・・・・藍染惣右介には気をつけて下さいね。あいつは・・・・・貴方を2度殺そうとしたのですから。」
そう言い残して喜助は部屋を出ていった。