第2章 **#洛山バスケ部#**
だって、昔を懐かしんでいるのは・・・。
ボクだけに見えるから。
寂しい。でも、もう戻れないんです。
「まあ、言ってもしょうがないですけど!」
今の仲間を大切にしたい。
そして、めざすは全国ナンバー1です(*^^*)
兄上もいるので夢じゃないと思います。
赤「明後日、練習試合を行うことになっている。今のメンバーの実力を試すためにな。」
「練習、試合?どことですか?」
赤「たぶん聞いたことはないハズだ。」
詳しく聞くと、確かに知らない所でした。
でもなんだか楽しみですね♪
葉「赤司、テストの結果なんだけど・・・。」
赤「テスト?・・・あぁ、2年の校内テストか。」
レ「私は一応合格よ、全教科ね♪」
さすがレオ姉。校内テストはちょっと難しいのです。
2、3年生だけのテストですが、合格しないと部活参加NGなんです。
根「俺は数学と世界史が・・・。」
赤「お前達、部活する気はあるのか?」
ギランと兄上の目が鋭くなります。
怖い、怖いです!兄上!!!
レ「でも再テストで合格だったらいいんじゃないの?」
葉「えー!再テストの方が絶対難しいよ!」
赤「部活の前にまずはテストか・・・。」
コタは全教科ダメだったみたいですね。
ボクもテストはダメダメですけど(・・;)
「兄上、どうしますか?」
赤「・・・ボクが教えよう。範囲は1年のハズだ。それなら教えられる範囲だ。」
え、兄上って高校生の勉強出来るんですか?!
頭良いのは知ってたけど・・・。
赤「みっちりと教えてやろう。いいな?」
葉「ひぃぃ!!は、はい!」
根「マジかよ・・・!」
ドンマイです、二人共。
レオ姉は涼しい顔して、笑ってます。
・・・大丈夫でしょうか、このメンバー。