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君のそばにいたいから。~黒子のバスケ~

第1章 水色模様☆


リコ「凄い・・・。噂は知ってたけど実在するなんて!」

はい、実在しますよ?ボクの大切な仲間は。

「幻の6人目・・・。黒子テツヤ。」

キラキラ光る汗も瞳もかっこよくて。
桃が惚れるのも、分かる気がします・・・。
いや、別に好きとかじゃないですよ?!

黒「ふぅ。やっと終わりました・・・。」

「黒!とてもかっこよかったです♪」

そう言うと、赤く染まる黒のほっぺ。
まるでリンゴみたいです!・・・かわいい。
そんなに疲れたのかな?←

黒「その、みるくの前では失敗は・・・。」

小「なるほど♪黒子は・・・。」

日「キセキの世代ってどれだけ強いんだ?」

黒の力を知って、みんながざわめきます。
あの五人は本物の天才というか・・・。

「兄上も誘ったんですが、無理でした。」

黒「赤司くんは・・・元気ですか?」

「はい。・・・変わってません、あの頃と。」

黒はとても優しいのです。兄上を心配してます。
兄上もみんなも本当は優しかった。
あの日、あの人が覚醒するまでは・・・。

「大丈夫ですよ、黒。きっとみんな、あの頃みたいになってくれます!」

黒「・・・みるく。」

「だからボクは、みんなを倒します。あの笑顔を見たいから・・・。」

兄上にも気づいて欲しい。黒やボクの思いを。
ボクの力はちっぽけだけど・・・。
そろそろ帰らないといけないです。

「すみません、黒。もう帰らないと。」

黒「そうですか・・・。またメールします。」

早く帰らないと兄上が心配します。
しかも新幹線ですし。

伊「もう帰るのか?」

土「京都、だしな・・・。」

みなさんに一礼して、体育館を後にする。
新幹線に乗ると、さっそく黒からメールが。

「・・・はい、わかってますよ。」

【ボクも火神くんとキセキの世代を倒します。
いつかまた、みんなでバスケしましょう。】

みんなで。ボクは今でも思い出に浸っています。
だけど、ダメなんです。
新しい仲間のマネージャーをしなきゃ。
・・・絶ちきれるかなぁ・・・。
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