第1章 水色模様☆
黒「みるくは今、京都のハズじゃ?」
「黒の様子が気になって来ちゃいました!」
数ヵ月前と変わらない黒。
まっすぐな・・・キラキラした瞳です。
それは、バスケにも繋がっていて。
伊「黒子、知り合いか?」
黒「はい。帝光時代のマネージャーです。」
みんな驚きを隠せない様子です。
ボクはマネージャーとしては未熟なんですけど。
ただ、絶対的な力を持っているだけで。
リコ「えっと・・・名前は?」
「赤司みるくといいます、洛山の1年です。」
降「え、洛山って確か京都・・・。」
そう、はるばる京都からやって来たのです。
新幹線という画期的な乗り物に乗って♪
日「そうだ、黒子ってどれだけ強いんだ?」
火「キセキの世代、なんだろ?」
キセキの世代・・・ですか。
黒はあの五人とはちょっと違う。
光のすぐそばにいる、影。ボクも苦労しました。
なんせ、慣れないと見えないから!
「直接見たほうがいいかと。途中でしたよね?」
リコ「あぁぁ!そうだった!!」
さっそく再開されるゲーム。
黒が、ちょっとだけボクを見た気がしました。
そして仲間に何か言っています。
「いいところ、見せてくださいね♪黒。」
・・・お!黒がミスディレクションをしました!
?なんか文法がおかしい?
とにかく、あの頃みたいにパスが通ってます。
「でも、今の黒・・・、寂しそう。」
黒の瞳に、キセキのみんながいる。
まるで本当にあの頃みたい。
ボクも、あの頃に戻ってみんなとバスケしたい。
いつか・・・叶うでしょうか?