• テキストサイズ

君のそばにいたいから。~黒子のバスケ~

第3章 黄色模様☆


少し歩くと、校舎の裏にたどり着きました。
…きぃを見つけました!!
明るくした方がいいんですかね。

「きぃ、お疲れ様です!!かっこよかったです。」

黄「…負けちゃったッス。」

へらっと笑うきぃ。
…そんなふうに笑わないでください。
胸が苦しくなります。

黄「無理、しなくていいんスよ?」

「無理?それはきぃの方ですよ?」

悲しげに空を見ている。
なんでボクを…見てくれないんですか?

黄「幻滅ッスよね…。負けるなんて。」

「幻滅?……きぃはバカです。バカきぃ!!」

黄「うわっ?!」

ぽかぽかときぃの胸を叩くボク。
負けるなんて誰にでもあることなのに。
だから、ボクは帝光の理念が嫌い。

「ボクはそんな事できぃを嫌いになったりしません!!」

黄「…どうしてッスか…?」

「勝ち負けなんて…関係ないです。」

動揺するようにゆれるきぃの瞳。
しっかりとボクを見ています。

「きぃはきぃですから。明るく笑うきぃが好きなんです。」

黄「…っ。本当に、敵わないッス…。」

にっこりと笑ってくれた。
やっぱり、そっちがステキです。

緑「…やはりここにいたか、みるく。」



/ 20ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp