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君のそばにいたいから。~黒子のバスケ~

第4章 兄として


いつもどおりの部活の日。
…なんですけど。なんですけどぉぉ!!

「あああ兄上!!なんで……その……。」

赤「?どうかしたか…?」

涼しい顔をする兄上は、いつもどおり。
じゃあなんでこんなに……。

「近い近い、近いです!!」

顔がくっつきそうなくらいの近さ!!
異常なくらい恥ずかしいです。

赤「お仕置きだ。この前のな(ニコッ」

「きぃのときの…?」

赤「俺が本当に許していると思ったか?」

艶めいた笑い方で言う兄上。
許してくれたんじゃなかったんですか!!
なんだかドキドキ…。

「レオ姉達が来ちゃいます!!」

赤「構わない。……みるく。」

「ん?!」

塞がれる唇。いつもされてるけど…。

「ん…っ、兄…上…っ。」

赤「……っ。」

深いのはした事、ない…。
それに激しい…。いつもの何倍も。
ボクよりずっと高い兄上にしがみついてしまう。

「……んっ……。はぁはぁ、」

呼吸も出来なくなって、体を離す。
顔が真っ赤になってしまいます。
…兄妹でこんな事してよかったのでしょうか?

赤「少し、刺激が強すぎたか?」

「兄上…どうして…。」

赤「お仕置きって言っただろう。」

お仕置きにしては、あまりにも…。
甘くて、嬉しかったです。

葉「みるく~、お待たせ!!」

レ「征ちゃんも早いわね♪」

根「げふっ。」

ギリギリセーフ、でした!!
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