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【弱ペダ・巻】追いかけつつ、追われつつ

第2章 不思議な関係


「じゃぁ付き合いましょう!今度からそういう悩みは私が引き継ぎます!」
スパッと怖がることなく珍しく強気にきたこと、自分を好きだと思ってくれている事が伝わってくることになんだか今まで考えてきた事が馬鹿らしくなり
「分かった。・・・分かった、降参だ。今まで悩んだのはなんだったんだ」
と笑えてしまった。すると名はタックルまがいで抱きついてきて
「危ないっショ。バイク倒すだろっ」
動かない名の頭をぺしぺし叩けば、腕に力が入る
「よろしくお願いします」
表情はわからないが耳まで真っ赤になっている名に、巻島もそのままバイクを止めて抱き締め返した。
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