第1章 東京大雪
やがてオレの舌は、彼女の秘められた部分へとたどり着いた。
「あっ…」
彼女が小さく声を漏らす。その声にオレの気持ちも昂る。
彼女の股間には体毛はない。ガラスみたいにすべっこいそこに顔を押し付け、ベロリと舐め上げた。
ビクリ、と彼女の体が揺れる。
肉ひだを唇に含み、ぢゅうぢゅうと吸い上げ、舌でかき回す。やがてヒダの間から、小さな豆のような膨らみが出てきた。
その豆を舌先でチロチロと弄ってやると、彼女は悩ましげに腰をくねらせた。
「ああ…あ…」
控えめな喘ぎがまた愛らしい。
チロチロ、チロチロとしゃぶりながら、彼女の秘口に人差し指を差し込んだ。
「んあ…っ」
入り口付近をクリクリとさすっているだけでも、彼女の中が大きく収縮するのがわかる。
シトシトと溢れ出る愛液のような何かがオレの指をぐっしょり濡らした。
彼女の中が期待しきっているのは分かっていたが、オレはあえて浅い部分だけを撫でつけ続けた。
「あぁ…ハア…あああ…」
口の中で、彼女の豆が大きくなっていった。興奮してるんだ。オレは舌を思いっきり左右に暴れさせ、秘口をかき混ぜた。
「あっ、あっ…いやぁ…」
食い尽くす勢いで豆に吸いついていると、口の端からオレのヨダレだか彼女の液体だか分からないものが溢れ出す。それがまたオレの指を濡らし、秘口はいっそう卑猥な水音を立てた。
「あっ、だめ…あっ…そ、な…あぁああっ………!」
絞り出すような声を上げた彼女は、弓なりに反らした体をぐったりさせて、布団に沈み込んだ。