第1章 "あんたが好きッス!!"
亜美「あ、あ!そうだ、黄瀬くん!今日一緒に帰らない?話したいことがあるの!」
私は上手く誤魔化そうとした。
黄瀬「え?別に構わないけど、珍しいッスね。亜美っちからのお誘いなんて。」
黄瀬くんはニコニコしながら私に顔を近づいてきた。
亜美「ちょっと!!黄瀬くん…!近いよっ!」
黄瀬「本当、面白いッスね!じゃあ、部室で待っててくれッス!」
手を振りながら着替えへと向かう黄瀬くん。
私って黄瀬くんにからかわれてるのかなぁ…そんな事考えちゃう。
……とりあえず、私も着替えて部室で待ってようっと。