• テキストサイズ

キセキとの3日間 〜黒バス〜

第1章 "あんたが好きッス!!"


…。それにしてもやっぱりキセキの世代のバスケはキラキラしててカッコイイ…


カッコイイっというか…美しい。


はじめは皆ちょっと怖い感じで近寄りがたい感じだったけど

今はすっかり仲良くなって帰りも皆一緒!




"ピピー!"
突然笛がなり、ビクッと体が震えてしまった。


赤司「集合だ」

バラバラと赤司くんの周りに集まる
その中に私も。

ふと時計を見ると…うわ!もうこんな時間!

皆のバスケをみていると時間感覚が狂いそうになる。


赤司「皆、1週間後の春合宿は覚えているだろう。今シーズンのレギュラーを決める大事な合宿だ。」

ピリピリとした空気が流れる。


赤司「我が帝光中の理念は勝つことが全てだ。敗北など許さない。気を引き締めるんだな。」


そう言うと赤司くんは解散だっと小さく言い、上着を羽織って部室に行ってしまった。

いやぁ、今日はまたキツイお言葉です。


しばらく誰も口を開かなかったが、
黄瀬「さ、さぁ!俺達も片付けて帰るッスよ!緑間っち!ボール持って!」

こうゆう時は必ず一番最初に黄瀬くんが口を開く。
ムードメーカー的存在なのかもしれない。


いつもニコニコしてて憎めない性格。
私は凄い人見知りだからそんな黄瀬くんの性格が羨ましい。



今も片付けしている姿さえ絵になる。


黄瀬「亜美っちー!!」

ふいに黄瀬くんに声をかけられビクッとなった。

恥ずかしくて下を向いてしまう。

黄瀬「ん?どうしたんスか?下向いて。」

い、言えない…黄瀬くんの事考えてたなんて口が裂けても言えない!

黄瀬「亜美っち〜?おーい。」


黄瀬くんは私の顔を覗き込むように見て頭をポンっとする

亜美「……!!」

音が出るかと思うくらいに一気に赤くなる顔。

黄瀬「顔、赤いッスね。可愛いなぁ」

ニヤっと笑う黄瀬くん。
悔しいけどめちゃくちゃカッコいい…!

/ 49ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp