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キセキとの3日間 〜黒バス〜

第1章 "あんたが好きッス!!"


皆が戻ってくるなりすぐ体育館で基礎練習。

強豪校ともなれば練習も物凄くハード。

そう思いながらドリンクの用意をしていると汗びっしょりの黄瀬くんがヒィヒィ言いながらこちらへ歩いてきた。

とても疲れてるみたいだけど…。

亜美「黄瀬くん!どうしたの?そんな汗びっしょりで、大丈夫?」
そう言いながらタオルを渡すと、

黄瀬「いやぁ、亜美っちに手を振ったの桃っちに見つかっちゃって。追加で走らされたんス。」
ありがとッスと言い顔をゴシゴシ。

亜美「なんか、ごめんね。私のせいで」

黄瀬「亜美っちは悪くないッスよ。それに、亜美っちが見ててくれたの凄い嬉しかったスから。」

ニコっと笑う黄瀬くん。
その笑顔に胸がキュンとした。

亜美「あ、私ドリンクの準備しなきゃ!」

黄瀬「そうッスか。俺もアップ始めるッス。また後でね!」

そう言うと黄瀬くんは私の頭に手をやって優しく撫でてくれた。

(ちょ、恥ずかしいなぁ…)


嬉しいけど複雑です。


…………………

赤司「よし、レギュラー以外は解散だ。」

外はすでに茜色。
主将の赤司くんの号令によりほとんどは帰り支度を始める。

私は一軍のマネージャーだからレギュラーと一緒。


桃井「ねぇねぇ、亜美ちゃん。」


亜美「なぁに?」

ボールの片付けをしていると同じマネージャーのさつきちゃんに話しかけられた。





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