第101章 【番外編】健康で健全な牽制
「私も一緒に走り込みする…!」
翌日の部活、嬉々としてみんなのトレーニングに参加した。
筋トレもジョギングもとてもキツくて、他の子の半分も出来ずに汗だくで体育館の床に倒れ込んだ。
「………みんな…すごい…」
「いきなりこの量は無理っすよ」
かわいい後輩くんたちが手を差し伸べて立たせてくれる。
「あ、ありがとう……」
よろよろと歩き、お水を飲む。
外の空気を吸っていると遅れて来た繋心さんにいきなり抱き締められる。
「ひゃっ…!」
手をぎゅっと繋がれて、
「なんか…ムカツク…」
と低く耳元で言われた。
お腹がきゅっと擽ったくなる。
「あ…見てたんですか?」
と聞くといつもの拗ねたような反応が可愛い。
ムッと眉間にシワを寄せて目線を反らされる。
頭を撫でたい欲をなんとか抑えて手を握り返す。
「帰ったらたくさん触りたいです…」
小さく誰にも聞こえないように言うと、今にもキスされそうなくらい顔が近くなって思わず身構えた。
頭をわしわしと急に乱暴に撫でられ、
「わっ!」
と声が出てしまった。
勢いで体が離れ、少し寂しい。
いつも同じような気持ちでいてくれるのが嬉しい。
些細な嫉妬も私しか見られない反応も全部が愛くるしくて、ずっと年上なのに少年みたい。
だから夜に見せる大人の男の人の色気にいつも酔わされている。
汗ばんだ筋肉質な身体が背中に触れるのが昼間とのギャップが大きすぎて脳みそが追いつかない。
「あぁぁっ…!きもちぃ…きもちぃい…んんっ!!」
口を必死に閉じてその快楽を受け止める。
あまりにも激しすぎる律動で追い詰められ、敏感過ぎる私のお腹の奥があっという間に果てる。
きゅっと締め付けても、ソレが熱く大きく硬いままで、身体がますます反応してしまう。
私は既に数え切れないくらい達しているのに、ずっとそのままだった。
お布団に体を落とすように指示され、私の太腿に繋心さんが跨る。
ますます奥深くに穿つように抉られる。
「や!?まっ、待ってぇ…!なに、これぇ…!!
あ!やん!ぁあっ!!はぅっ……!!!」
ゴリゴリとナカが音がするほど擦られて、少し痛みはあるけれど、あまりに深い刺激に腰が仰け反ってしまうほど。